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午後7時過ぎ宇都宮市街地から国道4号線に向かって時速60kmで走っていた横松正則(28才)の運転するトヨタマークUは突然右折すると速度を20kmに落とした。 30分後にクライアント(依頼者)である妻の好江さんに打ち合わせ通りに電話を入れた。25分程して現場に立ち合った好江さんは夫の車を横目で一瞥すると、正則のケイタイに電話を入れた。 翌日、好江さんの指定したファミリーレストラン「デニーズ陽南店」で待ち合わせた。好江さんは子供と二人で待っていた。 |
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一ヵ月後事務所で好江さんの訪問を受けた。離婚の方向で話を進めているとの事で「あの女との関係は一年も前からです。」夫は「好きになったのだからどうしょうもない。わかれてくれ」の一点張りと言う。考えに考え抜いた挙句の決心だと言う。たとえ夫側に「非」があったとは言え「離婚」と言う解決の為の手段が必ずしも女性にとって有利に働くばかりではないと言う現実を説明し、ましてや幼い子供を連れてのこれからの先を思いめぐらすと、ただただ心配でならないが好江さんは覚悟の上だと言う。 |
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立派な弁護士を紹介する事にした。協議離婚と言う話し合いから判決のともなう離婚裁判へと進むかもしれない。この母子のこれからの人生に幸多かれと祈ることしかできないのか。
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